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China life and law

中国の今と法について発信するブログ

【一般】中国の言葉

一般

さて、早速ですが中国における公用語は何でしょうか。

もちろん、中国語、なのですが、実は中国語というと若干正確ではなく、「普通語」が公用語になります。しかし、「普通語」って何?中国語じゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

中国の国土面積(陸地面積)は約960万平方キロメートル(日本の国土面積は約38万平方キロメートル)と、世界第4位の広さを誇っており、2016年末時点(旧暦)における人口は、138271万人(海外、香港、澳門、台湾の華僑を除く)にのぼっています*1。そして、現時点で公表されている中国政府の統計によれば、中国国内には56の民族と、130種類の言語が存在するとされています*2。方言としては、大きく分けて①北方語、②呉語、③湘語、④贛語、⑤客家語、⑥粤語、⑦閩語の7つに分類されます(詳細は下記記事が詳細です)。

language-and-engineering.hatenablog.jp

このように、一口に中国と言っても、国土の広さ、人口・民族・言語の種類の多さから、「中国語」とひとくくりにすることができないのです。

そのような中で、中国では、北京語の語音をもって「普通語」の標準音とし、また、北方語をもって「普通語」の基礎方言とすることとされ、これを前提として、憲法及び法律により、「普通語」をもって全国通用語、公用語と定められています(政府の報道官や、国営ニュースのアナウンサーなどが話す中国語は極めて標準的な発音、普通語と言われています)。

そのため、日本の学校や語学教室、あるいは中国現地の語学教室などで学習する「中国語」は、 一般的には「普通語」で、北京語での発音に依拠したものになります。

また、聞いたところによると、北方語以外の方言を母語とする中国人は、学校教育課程において「普通語」を学習する授業を受けるようです。

 

 

【はじめに】ブログ開設

はじめまして、そよ風と申します。

私は2012年12月に弁護士登録をし、2016年6月から、所属事務所の上海代表処代表に就任し、約7か月強の上海生活を送っています。

東京羽田から飛行機で約3時間程で行ける距離にある上海、そして中国ですが、ここでの生活、トレンド、そして法制度については、言葉の問題、政治の問題、情報統制の問題等、様々な問題から、日本国内からこれをタイムリーに把握することは必ずしも容易ではありません。

そこで、中国の現地で生活をしている一駐在員として、上海(時には日本)から、中国の今を情報発信し、中国に対する皆様の好奇心を少しでも満たすことができればと思い、この春節期間中に、本ブログを開設することと致しました。皆様のお役に立つ情報を少しでも発信できれば幸いです。

※ご注意

なお、本ブログは、あくまでそよ風個人が、所属する法律事務所とは関係なく、情報提供として個人的な意見、感想、見解を述べるにとどまり、法律相談を受け付けるもの、あるいは法律相談に対する回答を提供するものではありませんので、中国関係での法律問題でお悩みの方は弁護士等の専門家に直接ご相談ください。